肌寒い朝に百合根のおかゆ

薬膳

秋は乾燥の時期。
私たちの体も「燥邪(そうじゃ)」に侵されやすい時期です。
この時期にはお肌や髪の毛、唇、鼻の中などいたるところが乾燥してきますが、最も乾燥の影響を受けやすいのが「肺」
肺が乾燥して熱を持つと、咳や痰、喘息の症状が起こります。

そんな時に積極的に摂って頂きたい食材は「白いもの」と季節のフルーツです。
大根、山芋、蓮根、百合根、白ごまに柿や梨。
肺を潤してくれるだけでなく、お肌にも潤いをもたらしてくれます。

少し肌寒くなった朝、「百合根のおかゆ」はいかがですか?
百合根はおかゆにするともっちりとしてとても美味しく頂けます。
今の時期は、ひとつ300円程度で売っています。

【百合根のおかゆ】
材料(2人分)
お米 1/2合
水  600cc(お好みで調整してください)
百合根 10片

<作り方>
①お米は研いでざるにあげておく(時間がない場合は省略可)
②お米と水、百合根を入れて中火にかける。
③表面が白くなってきたら、なべ底にお米がつかないように優しく混ぜる。
④沸騰したら火を弱め、蓋を少しずらして30分ほど火にかける。

お塩をお好みでふたつまみほど入れてもいいですし、味をつけずに梅干しや佃煮でいただいても美味しいです。

今朝は、ゆでて冷凍しておいた蓮の実と台湾で買ってきた貝柱を入れ、紫蘇を細かく切ったものとクコの実をのせました。

【材料の効能】
米   胃の粘膜を潤し喉の渇きを止める、元気のもと
百合根 心を落ち着け、咳止め、お肌に潤いを与える
蓮の実 精神を安定させ胃腸を整える
貝柱 乾燥して熱を伴う陰虚や胃腸が弱い人に対応
紫蘇 気を巡らし免疫力を高める
クコの実 肺を潤しアンチエイジングによいスーパーフード

お粥にはたくさんのバリエーションがあります。
またご紹介しますね!

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