2月の薬膳&アロマのお教室は、「立春の薬膳」でした。
陰が徐々に少なくなって、陽が徐々に増えていくこの時期。
暦の上では「春」と言っても、まだまだ風が冷たく冷え込みます。
冬は「閉蔵(へいぞう)」と言って陽気を外に出さずにため込む時期ですが、春はのびのびと外に出していく時期。
空気の乾燥も気になりますよね。
テーマは、「潤しながら、気温の変化による自律神経を整える薬膳」
と言っても私のお料理は、前日お買い物に行った時に美味しそうなお野菜を見つけたらそれを使って献立を考えるというスタイル。
前もって計画を立てていても、その通りにならないことのほうが多いんです。
だって旬のお野菜を使って、その素材の良さを活かしてお料理したほうが絶対に身体も喜びますよね
今回のメニューは
・山芋とくろごまのおかゆ
山芋は漢方では「山薬」とも呼ばれる滋養強壮・長寿の食材です。
腎を潤し脾と肺を養います。
黒ごまも潤いの食材。
アンチエイジングにもいいですね!
・あさりと蕾菜と黒きくらげのニンニク炒め
肝の血を補うアサリと同じく、補血作用のある黒きくらげ。
自律神経を整える蕾菜(つぼみな)と合わせ、温めるためにニンニクで炒めました。
エッセンシャルオイルのブラックペッパーとフェンネルが入っています。
・カブと柿、春菊のサラダ
胃腸を温めるカブと合わせる果物候補にはリンゴ・オレンジなどを考えますが季節はずれとはいえ、冷蔵柿が美味しそうだったので潤い効果を期待して採用。
デトックスに苦味を加えたかったので春菊を添えました。
こちらには、エッセンシャルオイルのオレンジとローズマリーを一振り。
・豚のエスニック風角煮&煮卵
毎回大人気のメニューなので、定番化しています。
ドテラ社の消化器用ブレンド「ゼンジェスト」を加えると、エスニックの香りがして
大好評。
煮卵もうまく半熟にできました。
こちらには、横浜中華街の「菜香新館」さんで買ってきた豆板醤を添えて。
・さつまいもとリンゴと白きくらげのデザート
いつもはハチミツとレモンで作るのですが、今回は甘味に棗(なつめ)と竜眼肉を使い
レモンはエッセンシャルオイルで香りづけ。
箸休めにちょうどいい甘さでした。
エッセンシャルオイルはどれもお料理に使うことができるドテラ社のものを少量、
香りづけ程度に使っています。
薬膳やアロマのお話をしながら、わいわいと食卓を囲む時間。
とても楽しい時間でした。
お近くの方はぜひご参加くださいね!
※ このお教室はドテラが初めての方に向けての講座です。
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